吉田就彦が令和4年3月をもってデジタルハリウッド大学院を定年退任することとなります。

その記念最終講義に、臨済宗円覚寺派管長横田南嶺老師にゲストとしてご登壇いただき、デジタルの世界にどっぷりつかっている学生や会社人の皆さんに、ヒットを扱うなら「人間を知れ」、「人間を扱うことこそがこれからのデジタル時代に益々重要になる」という文脈で、南嶺老師に禅と人間の在り方についてお話いただきます。

今回の講義のトピック・キーワードを紹介します。

７． 人のうわさ、江戸時代は75日、20年前は3日、今は？

ヒットの数理モデルを使い、音楽や映画等の様々なコンテンツのヒットの実測データを検証した結果、研究を行った20年前での人のうわさ（１トピックの口コミ）は3日でほぼ終息するという結果となった。

江戸時代は、「人のうわさも七十五日」と言っていたわけだが、blog時代であった20年前が3日だとすると、SNS社会の現在、その減衰スピードはさらにそれ以上と考えるとわずか1日の中で減衰する可能性が高い。

朝のうわさが夜にはもう消えているかもしれない。

うわさの量がヒットに直結するというヒット分析結果を鑑み、ヒット法則３「常に新鮮な驚き」を使おうとするなら毎日2つの口コミネタを出さないと世の中に消えていくことになる。

 

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前半の「ヒット学」では、吉田が研究してきた「ヒットの数理モデル」によるヒットのメカニズム分析やEQ等を活用したヒットを生み出すプロデューサーの能力分析の研究成果をふまえ、SNS時代でヒットを生み出すための方法を学べます。

また、本最終講義は（公社）日本マーケティング協会（JMA）機関誌マーケティングホライズン2021年8号特集「禅に学ぶ」のフォローアップ・イベントとしても位置付けています。

●お申し込み
↓以下のURLから（Peatix）からお申し込みいただけます。（無料）
https://peatix.com/event/3156734

●吉田就彦教授退任記念最終講義概要
タイトル：吉田就彦デジタルハリウッド大学大学院教授退任記念最終講義
「ヒット学～禅に学ぶヒット法則with臨済宗円覚寺派管長横田南嶺老師」

●主催：デジタルハリウッド大学大学院ヒットコンテンツ研究室
●共催：公益社団法人日本マーケティング協会
●後援：一般社団法人BUSHIDO文化協会
●日時：2022年3月12日（土）の15時～16時30分
●タイムスケジュール：14時30分開場
・15時～15時45分、吉田最終講義「ヒット学」
・15時45分～16時15分、横田南嶺老師と吉田との対談
・16時15分～16時30分、Ｑ＆Ａ
●場所：デジタルハリウッド大学大学院（御茶ノ水）駿河台ホール及びZoomウェビナー
●料金：無料（ただしPeatixによる事前申請要）
●参加：デジタルハリウッド大学生、デジタルハリウッド大学院生、デジタルハリウッド大学関係者、公益社団法人日本マーケティング協会関係者、公益社団法人日本マーケティング協会加盟企業の方々、一般社団法人BUSHIDO文化協会関係者等で、新型コロナウイルス蔓延状況を勘案して、リアルは50名限定（デジタルハリウッド大学関係者のみ）、Zoomウェビナーは定員無し。
●備考：
※新型コロナウイルス蔓延状況によりZoomウェビナーのみでの開催の可能性もあり
※横田南嶺老師は円覚寺からZoomでの御出演予定
※後日映像をYouTube等で配信予定