【第9回木暮人国際映画祭 Online】紹介コラム 第3回

【第9回木暮人国際映画祭 Online】紹介コラム 第3回

◎上映作品紹介
「緑の雪 (日本)」
監督:古川原壮志  ドラマ

緑の雪(日本)

窓の外で雪が深々と降っています。部屋の中には自由に動けない老人がベッドの上で一日を過ごしています。
壁の上にはたくさんの鳥の写真が貼ってあり、それは妻と一緒に生活していた時の大切の思い出です。
ベッドで森の音を聞いて、外の雪を見ながら、老人は昔した妻との約束を思い出しました。
この作品からは、人は自然を通して繋がっていることが感じられます。
人は必然的に老いや病い、死は避けられません。だから親愛なる人と過ごす時間は大切にしなければなりません。
そんな思いの詰まった感動的な作品です。

 

○詳しく内容はホームページから↓
無料、参加方法は下記へ
https://www.kogurebito.jp/filmfestival2021
皆様の申し込みをお待ちしています。

 

■木暮人映画祭について
一般社団法人木暮人倶楽部が主催する「木暮人国際映画祭」は、森林や木をテーマにした映画や映像を広く社会に広めることで、主に都会に住む一般人に森林や木をもっと身近に感じてもらうことを目的として、2013年から森林や木に特化したテーマの作品を、プロやアマチュアを問わず世界から募集して上映する形式で開始し、2021年も同様に開催、本年で第9回目を数える。
広い意味では、映像を通じて、自然共生型社会を目指し、自然と人間の共生や共存意識を社会にメッセージし、日本の木に関わる産業や木の文化の発展にも寄与することを目指している。
募集映像ジャンルは、ドキュメンタリーやドラマなどの実写やアニメ、CG、ミュージックビデオ、CM 等で、映画祭の趣旨に合い、募集テーマに合致するものであれば、どんな映像でもエントリーが可能。2018年度からは作品の長さ制限をなくした。
森林や木の有効活用が、森林の保全・管理・経営に結びつくという意識啓発並びに、風土や環境に根ざしたさまざまな映像作品が世界から集まることで、わが国の木の文化を共有し、わが国と海外、特にアジアとの文化交流にも貢献したい考えで実施中。
本年2020年は新型コロナウイルス蔓延のリスクがあることから初めてOnlineのみでの映画祭となる。