一般社団法人木暮人倶楽部プレスリリース No.21-02
一般社団法人木暮人倶楽部プレスリリース No.21-02
報道関係者各位
2021年10月1日
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「第9回木暮人国際映画祭2021 Online」の上映作品及び審査員が決定
映画祭は11月23日（火、祝日）13時からオンラインにて
上映作品は11月13日（土）～11月28日（日）まで動画サイトで視聴可能
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一般社団法人木暮人倶楽部（東京都中央区、理事長：吉田就彦、以下「木暮人倶楽部」）では、この度 「第9回木暮人国際映画祭2021 Online」（以下、「映画祭2021」）を本年11月23日（火、祝日）に下記の要領で開催することとなり、 その上映作品及び審査員が決定しましたのでお知らせいたします。
「映画祭2021」では、本年8月31日に応募締め切りされたエントリー作品の中から9月頭に行われた選考委員会を経て選ばれた下記9作品のノミネート作品の上映を行うこととなりました。
しかしながら、本年も新型コロナウイルスの猛威が世界中に波及していることにより、上映イベント自体にも感染蔓延のリスクが指摘されることから、従来の上映イベントとはせず、Onlineでの映画祭を関係者のティーチインを中心に行うこととなりました。
作品の上映については、映画祭前の11月13日（土）から「映画祭2021」後の11月28日（日）までの間でYouTube等の動画サイトにて視聴可能となります。映画祭当日のティーチインと合わせてお楽しみください。
また、本年も来場者の投票は行わず、実行委員会にて決定した審査員会により、各賞（グランプリ＜Grand Prix＞と木暮人賞＜Kogurebito Award＞）を選出いたします。
記
■第9回木暮人国際映画祭2021 Online 概要
１.タイトル：第9回木暮人国際映画祭2021 Online
２.日時：2021（令和3）年11月23日（火、祝日）、Web開場12:30 開演13:00 終演15:00（予定）
３.場所：Zoomウェビナー及びYouTube等の動画サイト
４.主催：一般社団法人木暮人倶楽部 （https://www.kogurebito.jp）
５.協力：株式会社ヒットコンテンツ研究所、株式会社オフィスカレイド、NPO法人シネメディアシステム
６.後援：林野庁、一般社団法人日本林業経営者協会、一般社団法人日本ログハウス協会、一般社団法人ARTIZAN日本、NPO法人日本森林管理協議会（FSC®ジャパン）、デジタルハリウッド大学大学院
７.参加料：無料
８.映画作品視聴方法
2021年11月13日（土）am10時から11月28日（日）pm24時までの16日間の間で、YouTube等の動画サイトにて無料で作品をご覧いただけます。以下のPeatixよりお申込みください。
Peatix申し込みURL：https://peatix.com/event/2950231
９.映画祭参加方法
映画祭2021は、無料にてZoomウェビナーで開催します。視聴に必要な情報は、Peatixで申し込み後、映画祭2021開催の1週間程度前にPeatixからのメールにてご連絡いたします。
Peatix申し込みURL：https://peatix.com/event/2950185
１０.公式サイト https://www.kogurebito.jp/filmfestival2021/
■第9回木暮人国際映画祭2021 Online 上映作品
１． 20dB（日本） 監督 西山裕之 ドラマ
映画の中で人間の五感で感じることができるのは視覚と聴覚である。人は映像によって刺激を受け、音によって感情が揺さぶられる。有機的な自然が残り、風土や信仰を背景に文化水準の高い地域が存在する日本。少女が音を録り続ける旅の中で、日本の自然の美しさを「音」という側面で伝えられればと考えている。日本の美しい自然とその音を感じながら物語を辿ることで、生命とは何か、意識とは何か、を感じて頂ければと思う。
２．大鹿村から吹くパラム（韓国） 監督 金明允 ドキュメンタリー
南アルプスが美しく望めるここは長野県下伊那郡大鹿村の釜沢。ここにはイギリスから移住してきたサイモン･ピゴットさんを中心に12人の住民が自然とのスローライフな生活を楽しんでいる。谷口昇さんは釜沢のシンボルである桜の木が切られていたのを発見する。実は、5年前の南アルプスを貫くトンネルの起工式以降、大鹿村ではリニア中央新幹線の工事が始まっていたのだ。変わりゆく大鹿村の風景に今、あなたは何を思いますか。
３．緑の雪（日本） 監督：古川原壮志 ドラマ
ベッドの上で一日を過ごす寝たきりの老人。ある冬の夜、老人は窓の外に降る雪を見て思い出す。それは先立った妻との最後の時間。
４．The Tree（ヨルダン）監督：Han Yang & Basil Malek アニメ―ション
この映画は、乾燥した土地で日々を過ごしているおじいさんが、彼の大切な枯れた木のために水を入手しようとしているところから始まります。永続性、愛、目標、希望の美しさに触れられる作品です。物語の目的だけに焦点を当てて、比喩的で詩的であるように、ストーリーやデザイン、アニメーションを簡素化しようとしました。私たちが意図したように受け取ってもらえれば幸いです。
５．Acorns（イギリス）監督：Gemma Roberts アニメーション
丘の上の大きなオークの木にはやんちゃな木の精霊が住んでいます。好奇心旺盛で幼い少女アンバーは、この木の精霊と年間を通じて硬い絆を結んでいきます。毎日、精霊はアンバーに種であるドングリをくれますが、純真な少女はそれを植えるかわりにネックレスにしてしまいます。ある夜、災害が起こり、アンバーは自然を大切にすることの重要性に気づくことになります。
６．木に問う・職人技（中国）監督：Gu Xiaojun ドキュメンタリー
この作品は、四川美術学院と中国科学技術部の「伝統的な村落住居の遺産」プロジェクトのために制作された、中国の伝統的な木造住居の技術をたどるドキュメンタリーです。中国芸術家協会を代表して、「中国のためのデザイン」をテーマにした2020年全国環境芸術・デザイン展に参加し、平遥映画館でプレミア上映されました。
７．Our Home（韓国）監督：Beste MERT ドキュメンタリー
森は私たちにとって最も本質的な場所ですが、私たちは時々それを忘れているかのように行動します。太古の時代に、私たちが住んでいた場所が自然の森だったことを忘れて、必要な時だけ森を訪ねます。資源を求めて、遊びの場を求めて、癒しを求めて。そして、私たちは森の主人のように行動します。しかし、私たちは人間がこの世界の「客」であることに気づき、自然と森を守る責任感を持たなければなりません。森は、人間と様々な生き物の家だからです。
８．Koji Return（日本）監督：林靖高・北川陽子・山崎皓司 ドキュメンタリー
「この世は舞台、人はみな役者」とシェイクスピアは書いたけど、この世界でどんな役を演じたらいいのか？「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」と宮沢賢治は書いたけど、どうしたら世界は幸福になるのか？この答えを模索している俳優、山崎皓司。静岡に生まれ育って18年、俳優を志し上京して18年、「本当の幸い」を求めて帰郷して2020年11月で1年になる。百の姓を持つ、百の屋号を持つ、百の仕事を持つという意味での「百姓」として暮らし始めた山崎皓司の生活を記録したドキュメンタリー。
９．Take your time（日本）監督：太田善章 ドラマ
人が無意識に求めてしまう自然の力に着目し、映像を通して木々への見方が変わるような作品を目指しました。視聴者の自然に対する目が開かれ、都会の生活の中でも身近なところで木々や植物を取り入れたいと思ってもらいたいです。
■各賞の審査方法
審査方法は、審査員会により、各賞（グランプリ＜Grand Prix＞、木暮人賞＜Kogurebito Award＞）を選出。
■審査員会委員
審査員長：吉田就彦（第9回木暮人国際映画祭2021 Online実行委員長）
審査員（五十音順）：落合俊也（建築家）、尾中謙文（認知科学者）、久里耕介（映画プロデューサー）、関橋英作（クリエイティブ戦略家）、筒井勝彦（映画監督）、東海林美紀（写真家）、本郷浩二（元林野庁長官）
■映画祭のタイムスケジュール（予定）※進行の状況で時間が前後することがあります。
12時30分 Web開場
13時 開演
13時～13時15分 主催者挨拶
13時15分～14時30分 第1部 エントリー作品の関係者によるティーチイン
14時30分～15時 第2部 第9回木暮人国際映画祭2021 Online各賞発表
15時 終演
■木暮人国際映画祭について
一般社団法人木暮人倶楽部が主催する「木暮人国際映画祭」は、森林や木をテーマにした映画や映像を広く社会に広めることで、主に都会に住む一般人に森林や木をもっと身近に感じてもらうことを目的として、2013年から森林や木に特化したテーマの作品を、プロやアマチュアを問わず世界から募集して上映する形式で開始し、2021年も同様に開催、本年で第9回目を数える。
広い意味では、映像を通じて、自然共生型社会を目指し、自然と人間の共生や共存意識を社会にメッセージし、日本の木に関わる産業や木の文化の発展にも寄与することを目指している。
募集映像ジャンルは、ドキュメンタリーやドラマなどの実写やアニメ、CG、ミュージックビデオ、CM 等で、映画祭の趣旨に合い、募集テーマに合致するものであれば、どんな映像でもエントリーが可能。2018年度からは作品の長さ制限を無くした。
森林や木の有効活用が、森林の保全・管理・経営に結びつくという意識啓発並びに、風土や環境に根ざしたさまざまな映像作品が世界から集まることで、わが国の木の文化を共有し、わが国と海外、特にアジアとの文化交流にも貢献したい考えで実施中。
本年2021年も新型コロナウイルス蔓延のリスクがあることから昨年に続きOnlineのみでの映画祭となる。
URL：https://www.kogurebito.jp
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【報道関係者向けお問い合わせ先】
一般社団法人木暮人倶楽部
住所：〒104-0061 東京都中央区銀座 7-4-12 銀座メディカルビル 9 階
担当：吉田
Mail：infom@kogurebito.jp
TEL：03-6274-6575
以上