【2020木暮人国際映画祭2020 Online】紹介コラム 第03回
【2020木暮人国際映画祭2020 Online】紹介コラム 第03回
◎上映作品紹介 02
「鳥,平蕪にゆく(中国)」
監督:張澤坤、常夢晨
地球上での渡り鳥の経路は、全部で8つです。
その中で西アジアと東アフリカを繋ぐ東アフリカ〜西アジアフライウェイは中国を通過しています。
物凄い数の鳥たちが、モンゴルより新疆に入り、チベット高原を越え、そしてインド半島に飛んでいます。
新疆にあるマナス県の湿地保護エリアは、新疆の中で2番目に大きい湿地保護区です。
この地は、我々が生き物たちに近づく絶好の場所にもなりました。
作者は渡り鳥の現状を一年間記録し、作品の中で生態系のバランスと、「地球の肺」と呼ばれる湿地の重要性を描いています。
動物と自然、そして人とのつながりと関わりを表現した作品です。
ぜひご覧ください。
デジタルハリウッド大学院 張雨翔
■第8回木暮人国際映画祭2020 Online 概要
1.タイトル:第8回木暮人国際映画祭2020 Online
2.日時:2020(令和2)年11月21日(土)、Web開場12:30 開演13:00 終演15:00(予定)
3.場所:Zoomウエビナー(映画祭当日)及びYouTube(映画祭前~映画祭当日)
4.主催:一般社団法人木暮人倶楽部 (https://www.kogurebito.jp)
5.協力:株式会社ヒットコンテンツ研究所、株式会社オフィスカレイド、NPO法人シネメディアシステム
6.後援:林野庁、一般社団法人日本林業経営者協会、一般社団法人日本ログハウス協会、一般社団法人ARTIZAN日本、NPO法人日本森林管理協議会(FSC®ジャパン)、デジタルハリウッド大学大学院
7.参加料:無料
8.映画作品視聴方法:
2020年11月13日(金)am0時から11月21日(土)pm24時までの9日間の間で、YouTube、他で視聴可能で、以下のpeatixでの申し込みURLから申し込み後、13日(金)am0時から閲覧が可能。peatixマイチケットに表示される緑色の「イベントに参加」から入り、映画祭2020の上映作品一覧から作品を選択し視聴。
上映作品の閲覧(11月13日~11月21日まで)申込:https://peatix.com/event/1654439/
9.映画祭参加方法
映画祭2020は、Zoomウェビナーにて開催。視聴に必要な情報は、以下のpeatixでの申し込みURLから申し込み後、映画祭2020開催の1週間程度前にpeatixからのメールにて詳細を通知。peatixマイチケットに表示される緑色の「イベントに参加」から入ることで視聴可能。
映画祭(11月21日(土)13時から15時のオンライン)申込:https://peatix.com/event/1625975
10.公式サイト https://www.kogurebito.jp/filmfestival2020/
■上映作品
1.湯ノ里デスク ニセコ山麓、廃校の木工房(日本) 監督:及川 靖
2.芸術の伝承(中国) 監督:王壱龍
3.木とともに生きるゆたかさ(日本) 監督:碓井 修人
4.竹との物語〜Quietly moist〜(日本) 監督:西岡 空良
5.これからの日常に寄り添う木々たち(日本) 監督:渡邊 信吾・熊倉 翔太 共作
6.バイオリン製作家~廃材を音色に~(日本) 監督:小林 奈緒
7.フォレストシェリフ Forest Sheriff(中国) 監督:孫天宇
8.自然と生きていく我々の世界 ~樹の恵と共に~(日本) 監督:陳柔安
9.護林人(中国) 監督:張沢坤,李根成,李墨瞳
10.鳥,平蕪にゆく(中国) 監督:張澤坤、常夢晨
■審査員(五十音順)
審査員長:吉田就彦(第8回木暮人国際映画祭2020 Online実行委員長)、
落合俊也(建築家)、尾中謙文(認知科学者)、
久里耕介(映画プロデューサー)、関橋英作(クリエイティブ戦略家)、
筒井勝彦(映画監督)、東海林美紀(写真家)、本郷浩二(林野庁長官)
■映画祭のタイムスケジュール(予定)
※進行の状況で時間が前後することがあります。
12時30分 Web開場
13時 開演
13時~13時15分 主催者挨拶
13時15分~14時30分 第1部 エントリー作品の関係者によるティーチイン
14時30分~15時 第2部 第8回木暮人国際映画祭2020 Online各賞発表
■木暮人映画祭について
一般社団法人木暮人倶楽部が主催する「木暮人国際映画祭」は、森林や木をテーマにした映画や映像を広く社会に広めることで、主に都会に住む一般人に森林や木をもっと身近に感じてもらうことを目的として、2013年から森林や木に特化したテーマの作品を、プロやアマチュアを問わず世界から募集して上映する形式で開始し、2019年も同様に開催、本年で第8回目を数える。
広い意味では、映像を通じて、自然共生型社会を目指し、自然と人間の共生や共存意識を社会にメッセージし、日本の木に関わる産業や木の文化の発展にも寄与することを目指している。
募集映像ジャンルは、ドキュメンタリーやドラマなどの実写やアニメ、CG、ミュージックビデオ、CM 等で、映画祭の趣旨に合い、募集テーマに合致するものであれば、どんな映像でもエントリーが可能。2018年度からは作品の長さ制限をなくした。
森林や木の有効活用が、森林の保全・管理・経営に結びつくという意識啓発並びに、風土や環境に根ざしたさまざまな映像作品が世界から集まることで、わが国の木の文化を共有し、わが国と海外、特にアジアとの文化交流にも貢献したい考えで実施中。
本年2020年は新型コロナウイルス蔓延のリスクがあることから初めてOnlineのみでの映画祭となる。