杉の可能性を科学的に勉強する「日本の杉セミナー~杉を科学する」 第 5 回2015 年5 月14 日の講師に 小林大介(横浜国立大学教育人間科学部准教授)、 森上展安 (株式会社森上教育研究所所長)が決定
一般社団法人木暮人倶楽部プレスリリースNo.25
報道関係者各位
2015 年4 月28 日
一般社団法人木暮人倶楽部が共催
杉の可能性を科学的に勉強する「日本の杉セミナー~杉を科学する」
第 5 回2015 年5 月14 日の講師に
小林大介(横浜国立大学教育人間科学部准教授)、
森上展安 (株式会社森上教育研究所所長)が決定
既報のように、一般社団法人木暮人倶楽部(東京都中央区、理事長:吉田就彦、
以下「木暮人倶楽部」)、2015 年1 月11 日(日)から毎月1 回
、6 ヵ月間にわたり連続して開催される「日本の杉セミナー~杉科学する」
(以下「杉セミナー」)を共催することになり、第5 回の講師及び詳細が決まりましたのでお
知らせいたします。
この「杉セミナー」は、主に木材として利用される杉の可能性を、
日本を代表する科学者等からの様々な学的な知見を元に勉強していく連続セミナーで、
第1 回は、京都大学大学院総合生存学館学館長川井秀一授、
第2 回を香りの図書館館長谷田貝光克氏が、第3 回は静岡理工科大学の志村史夫教授が、第4 回は岐大学の光永徹教授が務め、各回とも盛況のうちに終了いたしました。
第 5 回は、小林大介准教授(横浜国立大学教育人間科学部)と
森上展安氏(株式会社森上教育研究所所)により開催いたします。
■杉セミナー概要
主催:(有)ホームアイ、NPO 法人緑の家学校
共催:(一社)木暮人倶楽部
企画:靜水舎一級建築士事務所、天竜T.S.ドライシステム協同組合
協力:湖山医療福祉グループ
後援:NPO 法人伝統木構造の会、適材適所の会、
天竜T.S.ドライシステム協同組合、木育情報ネット
■第5 回セミナー概要
日時:平成27 年5 月16 日(土)、13 時~16 時30 分(受付12 時30 分~)
場所:東京都中央区銀座7-4-12 銀座メディカルビル9F セミナー室
<講師>:小林大介(横浜国立大学教育人間科学部)、森上展安(株式会社森上教育研究所所長)
<演題>:木材で創造する豊かな教育環境~木材で学校を建てよう!~、
最近の子供の問題-教育の現場から
<スケジュール>
13:00 ~13:10 挨拶
13:10 ~14:40 小林先生講演
14:40 ~15:00 休憩
15:00 ~15:40 森上先生講演
15:00 ~16:30 質疑応答
<参加費>
・セミナー参加費:2500 円(資料代を含む)
<お申し込み方法>
メール、FAX 又は郵送にて、申込み事項(名前、電話番号、FAX 番号、E-mail)を記入の上、お申し込み
下さい。定員80 名です。
<申込お問い合わせ先>
NPO 法人緑の家学校事務局 http://midorinoie.org/
FAX:03-6228-1519、E-mail:office@midorinoie.org
住所:〒162-0825 東京都新宿区神楽坂3-6 あさのM-101
■第5 回の登壇者プロフィール
●小林大介(横浜国立大学教育人間科学部准教授)
北海道札幌市の生まれ。2
003 年、京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了、
博士(農学)。東京学大学院農学生命科学研究科農学特定研究員、
秋田県立大学木材高度加工研究所流動研究員、
横浜国立大教育人間科学部講師を経て2010 年より現職。
専門は、木材と人間との関係の科学(Wood/HumanRelations)、
木によるものづくり等。近年では、木材に囲まれた空間内での作業効率や快適性等を
明らかにることで勉強しやすい空間としての木造校舎や木質内装校舎の推進を行っている。
共著に「こうやって作木の学校~木材利用の進め方のポイント、工夫事例~」(2010)、
「木力検定?木を学ぶ100 問」2012)、「木力検定?もっと木を学ぶ100 問」(2013)等。
●森上展安(株式会社森上教育研究所所長)
主に私学学校に対し中等教育や高等、初等教育との接続や入試を扱う。
保護者を対象に「わが子が伸び」学習法に関するセミナーを開催。
私立学校へ入試に関連したニューズレターを発行。またセミナールーでは
「できすぎくん」で壁をおおい、床に杉板をしきつめ、
清浄な室内空気を維持し学習能率をあげている。
■今後の予定
「杉セミナー」の今後は、毎月一回程度土曜日に行う予定で、
詳しくは、NPO 法人緑の家学校のホームページに逐次掲載します。
http://midorinoie.org/
■杉の科学セミナーとは
これまで日本特有の杉は建築物に使われる木材として、
その強度か、木目の良し悪しのみが大きく評価されてきました。
しかし、近年の研究によって、杉の効果が通常知られている湿度コントロールだけでなく、
空気を浄化したり、人にとって有効な成分を空気中に放出したりと
健康的な空間づくりに貢献することがわかってきました。
杉に含まれる有効な成分は、杉の生えている各地域によって異なり、
また、伐採時期、乾燥方法、製材方法、製品化の方法、保存方法などに影響を受けます。
特に乾燥方法は重要であり、杉本来の能力を引き出すためには、
低温乾燥や天然乾燥を行うことが求められ、製造から販売までのすべての工程が
しっかりと管理されていることが重要です。
今回の連続セミナーでは、最先端の研究をされている
各分野の講師の方々に、杉に関わる最新の情報をお話しいただきます。
【報道関係者向けお問い合わせ先】
一般社団法人木暮人倶楽部
担当:吉田、近藤
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座7-4-12 銀座メディカルビル9 階
Mail:infom@kogurebito.jp TEL;03-6274-6575 FAX;03-6274-6422