杉の可能性を科学的に勉強する「日本の杉セミナー~杉を科学する」 第3回2015年3月14日の講師、志村史夫(静岡理工科大教授)が決定しました。
般社団法人木暮人倶楽部プレスリリースNo.23
報道関係者各位
2015年3月3日
一般社団法人木暮人倶楽部が共催
杉の可能性を科学的に勉強する「日本の杉セミナー~杉を科学する」
第3回2015年3月14日の講師、志村史夫(静岡理工科大教授)が決定
既報のように、一般社団法人木暮人倶楽部(東京都中央区、理事長:吉田就彦、
以下「木暮人倶楽部」)が、2015年1月11日(日)から毎月1回、
6ヵ月にわたり連続して開催される「日本の杉セミナー~杉を科学する」(以下「杉セミナー」)を
共催することになり、第3回の講師及び詳細が決まりましたのでお知らせいたします。
この「杉セミナー」は、主に木材として利用される杉の可能性を、
日本を代表する科学者等からの様々な科学的な知見を元に勉強していく連続セミナーで、
第1回目は、京都大学大学院総合生存学館学館長川井秀一教授、
第2回を香りの図書館館長谷田貝光克先生が務め盛況のうちに終了いたしました。
第3回目は、静岡理工科大学の志村史夫教授によるセミナー「杉の力を活かす」を開催いたします。
■杉セミナー概要
日時:平成27年3月14日(土)、13時~16時30分(受付12時30分~)
場所:東京都中央区銀座7-4-12 銀座メディカルビル9Fセミナー室
主催:(有)ホームアイ 、NPO法人緑の家学校
共催:(一社)木暮人倶楽部
企画:靜水舎一級建築士事務所、天竜T.S.ドライシステム協同組合
協力:湖山医療福祉グループ
後援:
NPO法人伝統木構造の会、
適材適所の会、
天竜T.S.ドライシステム協同組合、
木育情報ネット
■第3回セミナー概要
演題「杉の力を活かす」
登壇者;志村史夫教授(静岡理工科大学)、榊原正三(天竜T.S.ドライシステム協同組合)
13:00~13:10 挨拶
13:10~14:40志村史夫教授講演
14:40~14:50 休憩
14:50~15:30 榊原正三講演
15:30~15:40 休憩
15:40~16:30 質疑応答
<参加費>
・セミナー参加費:2000円
<お申し込み方法>
メール、FAX又は郵送にて、申込み事項(名前、電話番号、FAX番号、E-mail)を記入の上、
お申し込み下さい。
定員80名です。
申込み締切は3月10日必着。
<申込お問い合わせ先>
NPO法人緑の家学校事務局 http://midorinoie.org/
FAX:03-6228-1519、E-mail:office@midorinoie.org
住所 〒162-0825東京都新宿区神楽坂3-6あさのM-101
■第3回の登壇者プロフィール
●志村史夫
1948年東京・駒込生まれ。
静岡理工科大学教授、
ノースカロライナ州立大学併任教授、応用物理学会フェロー、
日本文藝家協会会員。半導体、物理学関係の専門書、
参考書のほかに、『古代日本の超技術』『古代世界の超技術』『生物の超技術』
『寅さんに学ぶ日本人の「生き方」』『漱石と寅彦』『人間と科学・技術』など一般向け著書も多数。
●榊原正三
天竜TSドライシステム協同組合理事、一般社団法人木暮人倶楽部理事、榊原商店代表。
■今後の予定
「杉セミナー」の今後は、毎月一回程度土曜日に行う予定で、詳しくは、NPO法人緑の家学校のホームページに逐次掲載します。
http://midorinoie.org/
■杉の科学セミナーとは
これまで日本特有の杉は建築物に使われる木材として、その強度か、
木目の良しあしのみが大きく評価されてきました。しかし、近年の研究によって、
杉の効果が通常知られている湿度コントロールだけでなく、空気を浄化したり、
人にとって有効な成分を空気中に放出したりと健康的な空間づくりに
貢献することがわかってきました。
杉に含まれる有効な成分は、杉の生えている各地域によって異なり、また、
伐採時期、乾燥方法、製材方法、製品化の方法、保存方法などに影響を受けます。
特に乾燥方法は重要であり、杉本来の能力を引き出すためには、
低温乾燥や天然乾燥を行うことが求められ、製造から販売までの
すべての工程がしっかりと管理されていることが重要です。
今回の連続セミナーでは、最先端の研究をされている各分野の講師の方々に、
杉に関わる最新の情報をお話しいただきます。